宇和島出身。九島・フリーウェディングプランナー、水野千尋さん(25歳)②



興味のない分野でも『何のためにやっているのか』を考え、『楽しい』に結び付けてきた千尋さん。

「むしろ苦手なことに挑戦して達成すると、好きなことをするより、成長を実感できる」そう思ったきっかけは、宇和島の自然や家族の存在でした。

今回は、ウエディングプランナーの仕事や結婚式の様子など。九島やコンセプトウエディングの魅力についてもたっぷり語って頂きます!

あゆみ
小浜島で千尋ちゃんが、楽しそうに働いてるのが想像出来る(笑)小浜島にはいつまでいたの?
千尋
派遣期間の7か月いました。その後は愛媛に戻って、ウェディングもしてるエステサロンでエステの資格を取りながら、結婚式のお手伝いをしていました。ただその後は京都にいったんですよ(笑)

沖縄で出会った今の旦那さんが、ちょうど京都に赴任になったんです。別に、彼について行ったわけじゃないんですけどね(笑)京都って中々住む機会って無いなと思って。銭湯をリノベーションしたカフェで働いていました。昔と今の融合みたいなのが楽しかったです。

あゆみ
へえ~!今の旦那さんも、星野リゾートで一緒に働いてたんだ、仕事だけじゃなくて恋愛も楽しむってさすが。じゃあ、転勤も免れないね。
千尋
そうなんです。その後、結婚が決まって山梨に引っ越すことになって。いざ、ウエディングプランナーをするぞって意気込んでいたんですが、そのタイミングで子供が出来たので、山梨では2年半子育てに奮闘しました。
あゆみ
え!お子さんがいるんだ。見た目からは想像できない。でも、なんでそこまでウエディングにこだわるの?
千尋
うーん、自分の結婚式を挙げてから、むしろ益々想いが強くなりましたね。結婚式って一生に1回で、しかもお金もかかるじゃないですか。

もちろん憧れの場所で式を挙げたい方もいると思うんですが、何の思い入れもない場所で2人の愛を誓うことに違和感を感じたんですよね。

いつもの馴染みの場所を、2人と大切な人たちの空間に出来れば素敵だなって。そう思って、私たちも小浜島で結婚式を挙げました。

主人が楽しそうに働いているのを見て、気持ちが抑えられなくなって(笑)

あゆみ
わー、その考え方が素敵だね。宇和島に帰ってきたのは理由があるの?
千尋
主人が、九島の地域おこし協力隊になったからですね。彼もずっと「30までには自分でお店がしたい」って言ってたんですよ。やるんだったら海産物が美味しいとこ、四国か九州かな。その中で、『地域おこし協力隊』だったら、地域の人と関わりを持ちながら出来るんじゃない?って。

ちょうどそのときに、九島担当の募集があったんですよね。九島って私の祖母がいるんです。なので、旦那さんも何回か来てたんですが、いつもすごく楽しそうで(笑)。協力隊の縁もあって今年2月に九島に移住しました。


あゆみ
これ、千尋ちゃんが装飾した九島の体育館を見せて貰ったんだけど、素敵~!こうやって装飾することで、九島がさらに特別な場所になるね。
千尋
これは九島のイベントで、体育館のコーディネートをしたときですね。今って何を仕事にしてもいい時代だなと思っていて。なんか…主人が楽しそうに働いているのを見て、気持ちが抑えられなくなったんですよね(笑)

「せっかく大好きな宇和島に帰ってきたし、考えていた真珠ともコラボしたい」思い切って、今年3月にウエディングプランナーとして開業しました。

「大好きな場所で、あなたらしい結婚式をしませんか?」

あゆみ
じゃあ、やっと原点の宇和島でウエディングプランナーをするんだ。ほんとに縁だよね。今後どんなウエディングをしていきたいとかある?
千尋
宇和島って、自然も素敵な場所もたくさんあって、ポテンシャルってすごくあるんですよ。ただ、選択肢の1つとして、自分たちの想いを形にするようなコンセプトウエディング、オリジナルウエディングって広まってないんですよね。

なので、まずは「大好きな場所で、あなたらしい結婚式をしませんか?」っていうのを伝えたいなって思っています。

今ちょうど11月にウエディングをされる方がいるんですが、それは宇和の蔵でするんですよ。元々ご自身でオリジナルなウエディングがしたいって思われて、やりたい場所もあって、仲間もいるけど、統括するプランナーがいない。それも縁ですが、いとこに紹介して貰いました。
そう考えれば漁師さんだったら、漁船ウエディングとかも全然ありだし。新郎新婦や大切な人たちの大事な場所がさらに特別になる、そんなウエディングをしたいですね。

あゆみ
それがコンセプトウエディングなら、実現できるんだもんね。では最後に、愛媛のU25にメッセージをお願いします。
千尋
私はやりたいと思ったことは、迷いなくやってきたんですね。
ただその中でも、「あれ?間違えたかな?こんなはずじゃなかった」とか、自分にとって想定外な出来事にもたくさんぶつかりました。
それだけ、後先考えずに突っ走ってしまうからなんですけどね(笑)

でも後悔はしたことなくて…そんな想定外の出来事も私を成長させてくれた、大切な出会いだったと今は思っています。きっと自分のやりたいことや、信念をもって頑張っていれば、必要なときに必要な出会いに恵まれるんですよね。そして、どんどん楽しくなると思います。

だからU25の人たちには、自分にとって都合のいいことだけじゃなく、たまには嫌なことも自分を成長させてくれるいい出会いだと思って、やりたいことをがんがんやって、楽しんで欲しいです!
と言っても、私もまだまだ未熟者なので、まだまだこれから楽しみながらがんばります(笑)

沖縄、京都、山梨と渡り歩いた後、生まれ育った九島を舞台にウエディングプランナーとして独立。やりたいことをやったからこそぶつかる壁すらも、「全て私を成長させてくれた、大切な出会いだった」と語る千尋さん。
『いつもの場所を、思い出のある特別な場所に』
愛媛の大好きな場所で挙げる、世界で1つだけのコンセプトウエディング。新郎新婦のためにひた走る千尋さんの益々の活躍が楽しみです。

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『Mare』(マル)ラテン語で海を表す言葉

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