「色んな人とつながることで自分の世界が拡がる」人と人をデザインでつなぐ水彩画作家・上田菜央さんにインタビュー①



上田 菜央さん(26歳)※取材時の年齢

  • 伊予郡松前町出身
  • 松山市在住
  • 松山中央高校卒業
  • 中学校、高校時代はバドミントン部に所属
  • 山口県立大学国際文化学部文化創造学科に進学
  • 愛媛に戻り製菓メーカーで勤務しながら、水彩画の創作活動を行う

今回は、すみちゃんの小中学校の同級生である上田菜央さんが登場してくれました。

上田さんは、小さいときから絵を描くのが好きで、時間さえあれば絵を描いて育ってきました。
今でも水彩画を描いてSNSにアップしたり、イベントに出展したりしているそうです。

絵をきっかけとして色んな人とつながり、自分の世界がつながることが楽しくて絵を描き続けている上田さんはこう語ります。

自分だから描ける絵を描きたいし、自分の絵だから好きと言ってくれる人を増やしたい

自分の好きなことにのめり込み、これからも自分の世界を自ら彩り続ける上田さんが、水彩画作家としての過去~現在~未来について教えてくれました。

角田
ちゃんと話すの、中学校を卒業して以来かも(笑)
上田
そうかもしれない(笑)
角田
中学校、高校は何の部活に入ってたんだっけ?
上田
バドミントン部だね。
中学校でバドミントンを初めてやったらすごい楽しくて、その楽しさがあったから高校でもバドミントンを続けてた。
角田
バドミントンのどういうところが楽しかった?
上田
スマッシュを打つのが気持ち良かったり、ダブルスでチームワークで戦うっていうのが楽しかった!
元々体を動かすのは好きだったから、バドミントンを6年間楽しく続けられたかな。

気づいたときから、私は絵を描いていた

角田
今は仕事をしながら趣味で水彩画をやってるんだよね。
まず、今どういう活動をしているのか教えてください!
上田
大学で水彩画を学んだことをきっかけに、仕事の時間以外で自分で水彩画を描いてます。
絵を描くだけじゃなく、その絵を使って缶バッジやクリアファイルを製作したり、イベントに出展したりもしてて。
今は、私の水彩画を使ったLINEスタンプを製作中です!
角田
ありがとうございます。
インスタを見てて、綺麗な絵だなと思ってた!
LINEスタンプの完成が楽しみやね!

角田
絵を描くのが好きになったのはいつ頃なの?
上田
気づいたら描いてた(笑)
家族みんな絵を描くのが好きで、特にお父さんが上手だった。
それこそ、幼稚園のときから絵は描いてたと思う。
暇さえあればノートに絵を描いているような子供だったかな。
角田
気づいたらそこに絵があったわけね(笑)
小学校に入っても変わらず?
上田
休み時間もずっと絵を描いてた。
自分の好きな絵を描いて友達と見せ合ったり、3人組で1つの漫画を交代で描いてたりもしたんだけど、それがすごく面白かった!
角田
面白そう!
もう少し詳しく聞きたい!
上田
1人1ページ担当で、その1ページは自分が好きなように書いて良いと。
それを受けて、物語の続きを次の人が好きなように書いていく。
そうやって、1つの漫画が出来上がっていくって感じ!
角田
すごい!絵を描くのが好きなら超楽しいだろうね!
それはどんな物語?
上田
それは言えない(笑)
角田
なるほど(笑)
ちなみに、俺は休み時間はずっと外にいたから、そんなことやってるの知らなかった(笑)

色んな人に「いいね」って言ってもらえるのが嬉しかった

角田
他には、どんなことをやってた?
上田
りぼんっていう少女漫画雑誌にイラスト投稿したり、愛媛新聞のイラストを募集するコーナーに応募したりしてた。
愛媛新聞に何回か掲載してもらえて、嬉しかったなぁ。
角田
もしかしたら、多くの愛媛県民がどこかで上田の絵を見てるのかもね!
中学校に入ってもそれは続けてた?
上田
中学校のときは、自分でサイトを立ち上げて描いた絵をそこに載せてて。
そして、インターネット上で色んな作家さんとつながっていくのが楽しかった。
角田
そんなことやってたんだ。知らなかった!
どうしてやろうと思ったの?
上田
自分の絵に対して「いいね」って言ってもらえたり、感想を言ってもらえることが嬉しかったから。
自分が描いた絵を色んな人に見てもらいたかったし、その絵をきっかけに色んな人とつながりたかった。
角田
自分の好きなことをきっかけに色んな人とつながる、これほど幸せなことはないよね。
そこでいい出会いはあった?
上田
ネットで知り合った作家さんとお互いの絵を見せ合うことはもちろん、お誕生日にイラストを描いてもらえたり、年賀状をもらったりなんてことも!
つながってる実感があって本当に楽しかったし、今でもその感覚は大事にしている。
角田
素敵な出会い!
その当時、SNSはまだなかったよね。そんな中、つながりを求めてインターネットを活用できてたのはすごいことだと思う。
上田
絵が本当に好きだったから、とにかく絵を通じて色んな人と仲良くなりたかった。
そして、自分の知らない世界を知るのが楽しかった

進路は、ごく自然にデザインの道へ

角田
高校生活は、部活に勉強に忙しかったと思うけど、絵を描くことは続けられてたの?
上田
あまりできてなかったかな。
それこそ、部活に勉強に追われる毎日でした。
角田
学校生活はどんな感じ?
上田
勉強があまり得意じゃなくて…(笑)
ほとんどの教科が平均点ぐらいで、得意な科目も特になく。
でも、美術の授業は好きで、美術の時間が一番の楽しみだった。
角田
好きこそものの上手なれ、だね。
大学選びに迷いはなかった?
上田
ほとんどなかったかな。
デザインを学ぼうと決めてたから、デザインを学べる大学だけを探してた。
角田
そこで山口県立大学を選んだのはなぜ?
上田
単純に、面白そう!って思ったから。
デザイン・看護・福祉とかいろんな学問を選択できる環境で、色んなデザイン(平面・立体・音楽・写真・パソコンなど)が学べそうだったのが理由だね!
大学2年で学科選びをするときに、デザインを専門に学べる国際文化学部文化創造学科というところを選択。
好きなことを勉強できて、本当に楽しかったなあ。
角田
小さいころからずっとやってきたことだもんね。
本当に楽しかったんだろうなって伝わってきた。
ちなみに、愛媛を出ることに抵抗はなかったの?
上田
特になかったかな。
愛媛を出ることも自分の人生にとって刺激になると思ったし、何より新たな出会いがあって、そこでつながりが出来ることを想像するとワクワクした!
実際、大学で一生の友達だと思える人に出会えたし。
私も愛媛に帰ってきて、皆別々の場所に住んでるけど、ずっと刺激しあえる仲間に出会えて良い4年間だったなあ。

絵を描くのが好きで、だからこそ止まることなくとことん描き続けた上田さん。

色んな人とつながりたい」という想いが根源となっていることが、少し意外でした。

次回インタビューでは、水彩画との出会い、そして水彩画をとおして今後やっていきたいことについて伺います!

上田菜央さんのInstagramアカウント

上田さんが描いた水彩画や展示会の様子、さらには日常に至るまであらゆる投稿が見られます!
ぜひ覗いてみてください♪
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