宇和島出身。宇和島・居酒屋経営、ワーキングマザー、木村文香さん(30歳)①



向いてないと思ってた接客業で、一番ワクワクしている


木村 文香さん(30歳)※取材時の年齢

  • 愛媛県宇和島市出身
  • 家族や地域のサポートを受けながら、娘さんのために2人分働くシングルマザー
  • 飲食業とウエディングプランナーでの経験から、『大好きなお客様が喜んでくれる顔を見るのが一番幸せ』と感じ、2年前に宇和島で居酒屋を開業。
あゆみ
子育てをしながら、大好きな飲食で独立開業した、あやかさん。しかし高校卒業した当初は、接客業が1番苦手だと思っていたとか。

「お子さんがいらっしゃる方」「飲食店で独立開業をしたい」そんな方にぜひ見て頂きたいです。
では、どんな学生時代だったんですか?

あやか
中学校のときは、勉強の必要性が分からなかったんですよね。周りを見たら、大学に行かなくても社長になってる。素質やなと思ってました(笑)

なので、将来の夢とかは無くて…とりあえず生きていくために仕事をするのかなって。なので、高校は間違いなく行けるところ。両親が真珠関連の仕事をしていたので、宇和島水産高校の食品課に入りました。

あゆみ
え!でも、高校で全国1位になったって聞いたけど?
あやか
当時の水産高校って、英語でもABCが書けたら良かった(笑)で、昔から海のことは好きだったので、やったらやっただけ成績が出たんですよね。なので、ゲーム感覚というか。

それで3年生の時には、全国の水産高校生が集まる食品技能コンテストで最優秀賞を受賞しました。宇和島水産高校の代表として出場したんですが、技術部門では1位、知識部門では2位。PH試験と技術と知識、アジの三枚開きの正確さ・スピード・綺麗さを図る試験だったんですが、昔から海の近くで育ったので、遊びで三枚開きとかしてたんですよ(笑)なので、楽しかったですね。

そこで最優秀賞をとった人は、東京の東京海洋大学に特待生として行けるんです。ただ、金銭面と偏差値が高すぎたんですよね。自分は技術的なことしか興味がなかったので、進学をせずに、伊予市の食品関係の工場に勤めました。接客業が苦手だと思ってたので…工場にしましたね。

あゆみ
えー!接客業が苦手だったの?今居酒屋さんをやっている姿からは想像できない。工場では、どんな仕事をしてたんですか?
あやか
珍味工場で、機械の調節とかパートさんのサポートをしていました。年齢層が違ったので、大変なこともありましたね。
ただ、入社2年目…20歳のときに当時の彼と子供が出来たんですよ。結婚することになったけど、性格の不一致で21歳で離婚しました。

接客業を選んだのは、ショック療法(笑)

あゆみ
じゃあ、今お子さんは10歳なんだ。その後はどうしたの?
あやか
子育てもあるので地元に帰ることになったんですよ。22歳で仕事を探したんですが、宇和島で接客業を選びました。
あゆみ
えー!接客業が苦手で工場を選んだんだよね。またなんで接客業に?
あやか
それは…ほんと、ショック療法ですよね(笑)やっぱり離婚したときに、「自分にも非があったんじゃないかな」って反省をしたんですよ。

人生で仕事をする時間って多いじゃないですか。これまで接客業を選ばなかったからこそ、やってみよう。そう思って、居酒屋で働きました。

昼はウエディングプランナー、夜は居酒屋

あゆみ
接客業はやってみてどうだった?
あやか
楽しかったんですね、お客様との会話が。特にサプライズが好きで(笑)
愛南町の居酒屋で働いたときは、マスターが、記念日や誕生日とかに店内中で祝うようなサプライズをするんですよ。すごい良いなと思って。

あとは、シングルマザーだったので、手に職をつけろって言われたのが印象的だったんです。これまでパソコンも苦手だったので、職業訓練校で2か月パソコンを習いました。それでパソコンを使う求人を探す中で、宇和島にあるホテルのウェディングプランナーになりました。ウエディングプランナーって雑用的な仕事も多いんですよ。1人で1日3件の打合せをしたりしました。はい、夜は居酒屋で働きながら(笑)

あゆみ
そんなハードな上にさらに掛け持ちをして。続けるモチベーションってなんだったの?
あやか
お客様に喜んで貰えることですよね。やっぱり、サプライズが好きだったんですよ(笑)

「この人がおったけん、教員になった」っていう新郎さんには、その先生を探して「ビデオレターして欲しいんです」って言ったり、新郎さんのお母様がフラダンスをしてたので、当日にフラダンスを踊って貰ったり。ご両親からのDVDメッセージを贈った新郎さんには、「結婚式が終わって何年たってもみよんよ」って喜んでくれて。すごい好きでしたね。

あゆみ
なるほどー!直接喜んで貰える顔が見れるから嬉しいよね。それから?
あやか
勤めてたホテルが廃業したんですが、その後、もっとウェディングの勉強がしたくて、フリーでされてるウェディングプランナーさんのところで働き出しました。その方と一緒にオリジナルウエディングや婚活イベントもしたんですよ。そう、宇和島で!

居酒屋さんと同時進行だったんですが、どちらもお客様を喜ばせる仕事だったので、すっごく楽しかったですね。その頃には、接客業がいやだとかはなかったです。

居酒屋をやりたかった。でも、夢を諦める時期って1回は来る

あゆみ
へえー!段々、人と関わる仕事が好きになってきて。今の居酒屋をオープンしようと思ったきっかけってあるんですか?
あやか
その頃には漠然と、自分も居酒屋をやりないなと思ってたんですよ。ただ、1回は諦める時期って来るんですよね(笑)
居酒屋やりたいけど、子供はおるし、お金もかかるし…将来的なことを考えることは難しいかもしれない。
そのタイミングで、家から距離があったのもあって愛南町の居酒屋をやめて、宇和島の居酒屋で働きました。
あゆみ
その時は何歳?
あやか
宇和島の居酒屋で働き始めたのは25歳ですね。そこから3年間働きました。ちょうどそのお店が、移転するタイミングだったんですね。再オープンだったので、居酒屋をオープンするには何が必要かを分かったのが、勉強になりました。

あとはそのタイミングで、ウエディングプランナーの助手をやめて、お昼は居酒屋さんの経理の事務をしていたんです。なのでお店がこんなお金の動きなんだっていうのもわかって、段々居酒屋をオープンするのがクリアになってきたんです。なんかいけるかもって…思いました。


離婚をきっかけに、ショック療法で苦手だと思っていた接客業に就いたあやかさん。しかし、お客様のおかげで、気付けば大好きな仕事になっていました。
次回、大好きな仕事を続けるため、独立開業を選んだリアルや、仕事の楽しさ。
子育てには最高の環境だという田舎暮らしについて、たっぷり語って頂きました!

🍊あやかさんが楽しませてくれる、居酒屋楽八(たのや)は⇒こちら🍊

🍊住所   〒798-0060 愛媛県宇和島市丸之内5丁目4-19小林ビル1F
🍊電話番号    0895-68-0108
🍊営業日  月曜日ー土曜日 18時~23時 ※日曜日はお休みです。

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